Lendbuzz への出資について

Release2021.07.16

LinkedIn Share

株式会社三菱 UFJ フィナンシャル・グループ(代表執行役社長 亀澤 宏規、以下「MUFG」)の連結子会社である株式会社三菱 UFJ イノベーション・パートナーズ(代表取締役 鈴木 伸武、以下「MUIP」)は、今般、運営ファンドである三菱 UFJ イノベーション・パートナーズ 1 号投資事業組合(以下「本ファンド」)を通じて、Lendbuzz への出資(以下「本出資」)を行いました。MUIPおよび本ファンドは、FinTech および関連スタートアップ企業へのより一層の戦略出資を通じて、引き続き、MUFGグループ各社と出資先との協業および事業シナジーを追求してまいります。

【会社概要】
商号:Lendbuzz
本社:米国
設立:2015年9月9日
最高経営責任者(CEO):Amitay Kalmar
事業内容:AI自動車ローンプラットフォーム

Lendbuzzは、米国において、クレジットヒストリーが限定的、あるいは全くない顧客層を中心に自動車ローンを提供する、AIベースのオートローンファイナンスプラットフォームです。同社は、自動車ディーラーの既存ワークフローに適合するエンドツーエンドのローンオリジネーションおよびサービシングプラットフォームを提供し、借り手にシームレスなデジタル体験を可能にすることで、自動車ローンのオリジネーションプロセスの近代化を図っています。

Lendbuzzは、機械学習と独自のアルゴリズムを駆使した与信モデルにより、クレジットヒストリー不足でこれまで顧客として可視化されていなかった、本来信用力の高い消費者のリスクをより適切に評価することができます。従来型のFICOスコア(クレジット・スコア)に基づいて、わずかなデータポイントのみを利用することが多い従来のシステムと比べ、Lendbuzzは、取引、支出パターン、及び学歴/職歴に至るまで、何千ものデータポイントを分析し、申請者をより良く、より公正に評価します。これにより、自動車販売店は、これまで失われていた潜在顧客の顕在化が可能です。また、100%ペーパーレスの完全にデジタルな顧客体験を提供することで、リアルタイムでの承認と迅速な借り入れが可能になります。

MUIPは、当社事業の更なる拡大、成長のために本出資を行うとともに、今後当社の海外進出をはじめとした更なる協働を支援してまいります。

MUFGおよび三菱UFJイノベーション・パートナーズについて:

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は、世界でも有数の金融グループです。360年以上の歴史を持つMUFGは180,000人以上の従業員を抱え、50ヶ国以上約3,000ヶ所のグローバルなネットワークを有しています。銀行、信託、証券、クレジットカード、消費者金融、資産運用、およびリースなど包括的な金融サービスを提供しています。MUFGは、傘下の事業会社間の密接な連携と顧客のあらゆる金融ニーズへの柔軟な対応を通して「世界で最も信頼される金融グループになる」ことを目標としており、社会に貢献すると共に、より良い世界に向けて持続可能な成長を促進しています。MUFGの株式は東京、名古屋、およびニューヨークの各証券取引所で取引されています。
詳しくはhttps://www.mufg.jpをご覧ください。

三菱UFJイノベーション・パートナーズ(MUIP)は、MUFGが設立した1億8,500万ドル規模のコーポレートベンチャーキャピタルで、世界中のフィンテック関連スタートアップへの投資を行っています。
詳しくはhttp://www.ip.mufg.jpをご覧ください。

Lendbuzzについて:

Lendbuzzは、クレジットヒストリーが薄い、または全くない消費者が自動車を購入する際に融資を受けられるよう支援するAIベースの自動車金融プラットフォームです。機械学習と独自のアルゴリズムを搭載したLendbuzzは、従来の銀行では十分なサービスを受けられなかった、クレジットヒストリーの浅い消費者の信用力をより適切に評価することができます。Lendbuzz社は自動車販売店と提携することで、消費者に魅力的な融資ソリューションを提供することができ、販売店は新たなビジネスチャンスを獲得し、より多様な顧客層にサービスを提供することができます。Lendbuzzは、米国マサチューセッツ州ボストンに本社を置き、2015年に設立されました。

Lendbuzzがどのように自動車金融体験を変革しているかについての詳細は、www.lendbuzz.comをご覧ください。

Lendbuzz への出資について