Symphonyへの出資について

Release2019.06.13

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株式会社三菱 UFJ フィナンシャル・グループ(代表執行役社長 三毛 兼承、以下「MUFG」)の 連結子会社である株式会社三菱UFJイノベーション・パートナーズ(代表取締役 鈴木 伸武 、以下 「MUIP」)は、今般、運営ファンドである三菱 UFJ イノベーション・パートナーズ 1 号投資事業組合(以下「本ファンド」)を通じて、Symphony Communication Services Holdings, LLC(以下 「Symphony社」)への出資(以下「本出資」)を行いました。MUIP および本ファンドは FinTech および関連スタートアップ企業へのより一層の戦略出資を通じて、引き続き、MUFG グループ各社と出資先との協業および事業シナジーを追求してまいります。

1. 本投資の目的

Symphony 社は、金融機関等が求める高い安全性基準に対応したクラウド型のビジネス・ コミュニケーション・プラットフォームを提供しています。当プラットフォームは、単一の基盤上で複数のアプリケーションと連携し、メッセージ機能やチャットボット機能、電話・ビデオ会議 機能、端末画面やファイルの共有機能等の利用が可能です。ユーザーや他企業が開発したアプリケーションを組み込むこともでき、MUFG グループ各社の多様な業務効率化ニーズに資する ことが期待されます。MUFG グループ各社は、本出資を機にSymphony 社の先進的な技術の活用を検討し、社内外のコミュニケーションをより効率的にすると共に、利便性および安全性においても一層の向上を目指してまいります。

2. Symphony社について

Symphony 社は、世界の大手金融機関 15 社の共同出資により設立された、米国カリフォルニア州 に本拠地を置く企業です。同社が提供するビジネス・コミュニケーション・プラットフォーム 『Symphony』 は、その高いセキュリティで信頼を得ており、金融機関をはじめとして世界 400 社 以上で導入されています。

【会社概要】
商号:Symphony Communication Services Holdings, LLC
設立:2014年10月
本社:アメリカ合衆国カリフォルニア州
その他拠点:香港、ロンドン、ニューヨーク、パリ、シンガポール、ソフィア・ アンティポリス、ストックホルム、東京
最高経営責任者(CEO):David Gurlé(デービッド・ギューレ)
事業内容:クラウド型コミュニケーション・プラットフォームの開発・提供

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Symphonyへの出資について