Zoomoへの出資について

Release2022.02.22

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株式会社三菱 UFJ フィナンシャル・グループ(代表執行役社長 亀澤 宏規、以下「MUFG」)の連結子会社である株式会社三菱 UFJ イノベーション・パートナーズ(代表取締役 鈴木 伸武、以下「MUIP」)は、今般、運営ファンドである三菱 UFJ イノベーション・パートナーズ 2 号投資事業組合(以下「本ファンド」)を通じて、Zoomo への出資(以下「本出資」)を実行しました。MUIPは、FinTechやESGおよび関連スタートアップ企業へのより一層の戦略出資を通じて、MUFGグループ各社と出資先との協業および事業シナジーを追求していきます。

【会社概要】
商号:Zoomo Holdings Pty. Ltd.
本社:オーストラリア
設立:2017
最高経営責任者(CEO):Mina Nada
事業内容:ユーティリティ・マイクロモビリティ・プラットフォーム

Zoomoは世界有数のユーティリティ・マイクロモビリティ・プラットフォームであり、物流を変革し都市部のあらゆる配送のラストマイルを電動自動車(LEV)に移行させることを使命としています。30分未満の配達を行うrapid delivery市場は、世界的に指数関数的な成長を続けており、消費者の配送に対する期待が益々高まっています。Zoomoは、ラストワンマイルの配送において、温室効果ガスを排出する自動車やトラックから、高効率で経済的、かつ環境に優しいLEVへの移行を先導しており、都市部のすべてのラストマイルを電動自動車へ置き換えていくことで、温室効果ガス排出をネットゼロへ近づけていくことを目標としています。
Zoomoは今回の調達を受けて、新型車両の開発や次世代ソフトウェアなどのコア技術への投資を強化していきます。MUIPは今回の出資を通じて、Zoomoの事業成長、日本市場参入を含む国際展開、MUFGとの戦略的パートナーシップを支援していきます。

MUFGおよび三菱UFJイノベーション・パートナーズについて:

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は、世界でも有数の金融グループであり、360年以上の歴史を持つMUFGは170,000人以上の従業員を抱え、50ヶ国以上約2,500ヶ所のグローバルなネットワークを有しています。銀行、信託、証券、クレジットカード、消費者金融、資産運用、およびリースなど包括的な金融サービスを提供しています。MUFGは、自社の存在意義(パーパス)を「世界が進むチカラになる。」と定め、全てのステークホルダーの課題を起点とした戦略立案・遂行により、その解決に取り組んでいます。MUFGの株式は東京、名古屋、およびニューヨークの各証券取引所で取引されています。
詳細はhttps://www.mufg.jpをご覧ください。

三菱UFJイノベーション・パートナーズ(MUIP)は、MUFGが設立した400億円規模のコーポレートベンチャーキャピタルで、世界中のフィンテック関連スタートアップへの投資を行っています。
詳細はhttps://www.ip.mufg.jpをご覧ください。

Zoomoについて:

Zoomoは、Mina NadaとMichael Johnsonによって設立されたフルサービスのユーティリティ・マイクロモビリティ・プラットフォームで、e-bikeを使って世界の配送車両を電動化することを使命としています。Zoomoの垂直統合型プラットフォームは、カスタムメイドの配送用e-bike、サービシングおよびメンテナンスネットワーク、車両管理、テレマティクスのためのソフトウェアプラットフォーム、およびファイナンスサービスを含んでおり、現在、オーストラリア、米国、英国、欧州で事業を展開しています。
Zoomoの車両は、UberEats、Doorash、JustEat Takeaway、Deliveroo、Domino’s、Pizza Hut、Gopuff、Gorillas、Getir、JOKR、Zapp、Weezy、Dija、Milkrun、Cajooなどのオンデマンド食品・雑貨配送分野の主要企業で使用されています。
詳細はURLhttps://www.ridezoomo.com/us/homeをご覧ください。

Zoomoへの出資について