Qoalaへの出資について

Release2024.03.27

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株式会社三菱 UFJ フィナンシャル・グループ(代表執行役社長 亀澤 宏規、以下「MUFG」)の連結子会社である株式会社三菱 UFJ イノベーション・パートナーズ(代表取締役 鈴木 伸武、以下「MUIP」)は、今般、運用するMUIP Garuda Fund 1投資事業組合(以下「本ファンド」)を通じて、Qoala Technology Pte. Ltd. (以下「Qoala」)への出資(以下「本出資」)を行いました。


MUIPおよび本ファンドは、フィンテックおよび関連スタートアップ企業へのより一層の戦略出資を通じて、引き続き、インドネシアにおけるパートナー銀行であるダナモン銀行と出資先との協業および事業シナジーを追求してまいります。

 

【会社概要】
商号:Qoala Technology Pte. Ltd.
設立:2018年02月
本社:インドネシア ジャカルタ
CEO:Harshet Lunani, Deputy CEO:Tommy Martin

Qoalaは、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナムといった東南アジア市場で事業を展開している、オムニチャネル型のインシュアテック企業です。テクノロジーを活用し対面型の保険販売を担うエージェントを支援する他、Traveloka、Tokopedia、Shopeeなどのオンラインプラットフォーム内への埋め込み型保険販売網を活用し、上記の国々で未だ発展途上の保険市場へのアクセス向上を支援しています。またQoalaは、幅広い保険会社との協力関係を築いており、それにより電子端末、旅行、金融サービス、個人傷害&医療、不動産、自動車など、幅広い保険商品の提供が可能となっています。

 

今後、同社はエージェントのために利便性を上げ、消費者のユーザー体験も向上させると同時に、保険の引き受け、保険金請求処理、詐欺検出など業界の能力向上を支援するツールの開発を行っていく予定です。MUIPは、MUFGの子会社銀行であるダナモン銀行との連携を通じて、インドネシアの消費者のために金融包摂と保険普及率の向上を目指し、Qoalaとの協働を推進してまいります。

 

MUIPについて:

MUIPは、日本を代表する金融グループであるMUFGのオープン・イノベーション戦略を担うコーポレートベンチャーキャピタルとして、2019年1月に設立されました。

現在、国内外で5つのファンド(ファンド総額 約800億円)を運営し、スタートアップへの戦略出資、および出資先スタートアップとMUFG各社との協業の推進に取り組んでいます。

詳しくはhttps://www.ip.mufg.jp/ja/top/をご覧ください。

 

Qoala について:

インシュアテック企業であるQoala社は、オムニチャネルの販売と新商品開発を通じ、保険を民主化することをミッションとして掲げています。Qoalaは、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナムの4カ国で事業を展開しており、自動車、オートバイ、不動産、個人損害、旅行、健康など、様々な保険商品を提供しています。消費者はこれらの商品を、Qoalaアプリケーションやウェブサイトを通じて、迅速かつ簡単、安全に購入することができます。

詳しくはhttps://www.qoala.app/id-en をご覧ください。

Qoalaへの出資について