株式会社LayerXへの出資について

Release2025.09.02

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株式会社三菱 UFJフィナンシャル・グループ (代表執行役社長 亀澤(かめざわ) (ひろ)(のり)、以下MUFG)の連結子会社である株式会社三菱UFJ銀行(取締役頭取執行役員 半沢(はんざわ) 淳一(じゅんいち)、以下 MUBK)及び株式会社三菱 UFJ イノベーション・パートナーズ(代表取締役社長 鈴木(すずき) (のぶ)(たけ)、以下MUIP)は、AIを中心としたソフトウェア体験を社会実装するスタートアップ企業である株式会社LayerX(代表取締役CEO 福島(ふくしま)(よし)(のり)、以下 LayerX)へ、出資を行いました。今回、MUIPは、運営ファンドである三菱 UFJ イノベーション・パートナーズ 3号投資事業組合を通じて出資を行っておりますが、今回の出資は、2023年のシリーズAラウンドに続く追加出資となります。

また、本出資と同時にMUBKは「戦略的パートナーシップに関する覚書」を締結し、LayerXとの協業関係をさらに深化させることといたしました。

LayerXはバックオフィス業務の効率化AIクラウドサービス「バクラク」や、企業や行政における業務効率化・データ活用を支援するAIプラットフォーム「Ai Workforce」を提供する「AI・LLM事業」などを開発・運営しています。

また、上場スタートアップの創業経験を持つ代表取締役CEOの福島良典氏、エンジニアのバックグランドを持つ代表取締役CTOの松本勇気氏をはじめとする経営陣のリーダーシップのもと、「すべての経済活動を、デジタル化する。」をミッションに掲げ、高い技術力やサービス実装力を強みとして、本邦の法人向けのAI活用分野を牽引している企業のうちの1社です。

 

MUBKとLayerXは、2024年に法人支出管理分野での業務提携を開始し、MUBKの法人のお客さま向けに「バクラク for MUFG」の提供や、MUFGのサービスと「バクラク」シリーズのサービス連携の段階実装を進めております。また、MUBK内の営業ナレッジシェア加速を目的に、生成AIを活用した業務改革基盤であるLayerXの「Ai Workforce」を採用する等、各分野での協働が進んでおります。

また、MUIPは、2023年のシリーズAラウンドにおいてLayerXに出資をするなど、以前よりLayerXとの協働を進めておりました

MUBKは、MUFGのパーパスである「世界が進むチカラになる。」の実現のため、人とAIを融合させた「AI Nativeな組織」への進化を目指しています。今般、LayerXがそのような新しい銀行の在り方を実現する重要なパートナーであると考え、本出資と同時に「戦略的パートナーシップに関する覚書」を締結いたしました。

MUBKとLayerXは、本出資およびパートナーシップの強化に基づき、お客さまへのより付加価値の高いサービスの提供や、生成AI活用による日本全体の生産性向上に貢献してまいります。そのうえで、MUFGは、引き続きLayerXとの協働を更に推進してまいります。

<株式会社LayerX概要> 

設立

2018年8月

代表者

代表取締役CEO 福島良典 / 代表取締役CTO 松本勇気

所在地

東京都中央区築地一丁目13番1号  銀座松竹スクエア5階

事業内容

バクラク事業 / Fintech事業 / AI・LLM事業

コーポレートサイトURL

https://layerx.co.jp/

※記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。

※記載された内容などは発表日現在のものです。今後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

※「バクラク for MUFG」は株式会社LayerXが三菱UFJ銀行のお客さま向けに提供するサービスです。三菱UFJ銀行が提供するサービスではありません。

株式会社LayerXへの出資について